◆ 2013年9月28日付 Common Dreams
- 東京電力は、福島第一原発から漏れ続ける放射線と汚染水の危機を食い止めることが出来ていないにもかかわらず、世界最大の [柏崎刈羽] 原発の再稼働を進めようとしている。
- 公の場における日本政府の東電批判とは裏腹に、国の役人は東電が再稼働に向けた手続きを進めることを容認している。
- 東電による福島原発の事後処理が進んでいる兆しはない。事後処理のコストは、その大部分を日本の納税者が負担している。
- 9月26日には、汚染の広がりを抑える [シルト] フェンスが破損して汚染水が海に漏れ出ていることを、東電が認めたばかりである。
(ご参考 http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130926/k10014820441000.html)
http://www.commondreams.org/headline/2013/09/27-4
◆福島市出身のお母さんから、「放射能の影響に関する国連科学委員会 (UNSCEAR) 」への手紙
- 翻訳家・ジャーナリストの竹野内真理さんが、ブログ「Save Kids Japan」にて手紙を和訳して紹介されています。
「事故から2年後の今年の春、一気に家族の体調が悪くなり事故後、喉のつまりと痰が絡むのが続いていたのに加え、空咳が止まらなくなり病院で検査してもらいましたが原因不明。私と同じ症状で原因不明の患者さんがとても多いと言ってました。」
「子供は足の裏の骨の痛みを訴えるようになり周りの方に聞くと子供も大人も同じ症状が出ている。」
「息子と私はその後吐き気と頭痛が続き、息子は血圧低下、血尿が続き原因不明。家族で7月に県外に避難後1か月過ぎてから体調がよくなりました。」
http://savekidsjapan.blogspot.jp/2013/09/2health-damages-shown-among-family-from.html
◆ 気象庁気象研究所の青山道夫研究官の共著
- 福島の事故は、日本の領土、日本海、および朝鮮半島を、[核実験等による] 放射性降下物の背景放射線よりも、最大で8桁多い (= 訳注: 1億倍の) 放射線で汚染した。