【フクシマ・タイムズ】 2015年4月12日 鯨の死はフクシマの放射能のせい?
先日、カリフォルニア沿岸にアシカが多数座礁していることをご紹介しましたが、北米西海岸にはイルカやクジラの死骸も多数打ち上がっているようです。ある鯨保護団体は、クジラの死は福島第一原発から出た放射能のせいではないか、と疑問を発しています。もちろん、そうだと短絡的に決めつけるのはよくないですが、海洋生態系の異変の原因を気候変動などに求める論説が多い中で、放射能の影響を疑う団体が出てきたことは注目に値します。
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先日、カリフォルニア沿岸にアシカが多数座礁していることをご紹介しましたが、北米西海岸にはイルカやクジラの死骸も多数打ち上がっているようです。ある鯨保護団体は、クジラの死は福島第一原発から出た放射能のせいではないか、と疑問を発しています。もちろん、そうだと短絡的に決めつけるのはよくないですが、海洋生態系の異変の原因を気候変動などに求める論説が多い中で、放射能の影響を疑う団体が出てきたことは注目に値します。
2020年五輪招致のために安倍首相がIOC総会で行ったプレゼンテーション(2013年9月7日 於ブエノスアイレス)。その際の「アンダーコントロール」発言が、五輪招致に向けた雰囲気づくりのためにすぎなかったことを、安倍首相自身が認める国会答弁をしていた。
台湾は 2011年の福島原発事故以来、福島県・茨城県・栃木県・群馬県・千葉県からの食品輸入を禁止している。だが、これらの県で製造された食品が、産地を偽装して販売されているのが台湾で見つかり、当局が調査中。産地が偽装された商品には、キリンの午後の紅茶、日清食品のカップヌードル、森永の菓子6種 (クッキーなど) が含まれていた。
北米西海岸で生態系の異変が依然として続いています。カリフォルニア沿岸では、餓死しかかったアシカの子が記録的な数で打ちあがっています。アラスカ沿岸のシロクマの脱毛症。次に人間に起きることの予兆でなければよいのですが。
放射線レベルが高いために故郷に戻れない人が、まだ約12万人いる。ガンなど長期的な健康影響が、大きな懸念となっている。原発事故以前は、日本の小児甲状腺ガンの症例は百万人あたり1~2人にすぎなかったが、今や福島では検査を受けた約30万人のうち、甲状腺ガンが確定もしくは疑いありと診断された症例が100以上ある。
「トモダチ作戦」に参加した米海軍の水兵らが、放射能による健康被害を受けたとして、米国で東電を訴えている裁判につき、ついに日本の主要メディアが取り上げました。
「自分は被曝していないという項目に最初から丸がついた書類を渡され、『ほとんど艦内に居たから被曝してないよね、署名して』と言われました。」
トモダチ作戦に参加した米海軍の水兵に、2人目の死者が出た模様です。
死亡したのは、米揚陸艦エセックス (Essex) に搭乗してトモダチ作戦に参加した男性水兵 CHARLIEMAGNE T. A 氏。放射能に汚染されたヘリコプターの近くで任務に当たっていた。白血病のため死亡。享年26歳。命日は2014年9月16日。トモダチ作戦中は、ヨウ素剤を与えられ服用していた。
「トモダチ作戦」に参加した米海軍の水兵らが、放射能による健康被害を受けたとして、米国で東電を訴えている裁判の続報です。このほどサンディエゴの連邦地方裁判所は、米国でこの裁判を続行することを認める、重要な決定をくだした。被告の東電は、裁判を日本で行うことを求めていた。また同裁判所は、福島第一原発の原子炉を製造したメーカー (GE、EBASCO、東芝、日立) を、被告に加えることを認めた。
2014年3月に環境放射能の学会誌に掲載された論文によれば、原発周辺で小児白血病が増加する。この論文の著者らは、英・独・仏・スイスが別々に実施した研究のデータを統合した結果、これら4ヶ国の原発5キロ圏内で、小児白血病の発生率が37%高いことを明らかにした。
チェルノブイリ原発から55キロのポリスケ市に住んでいたハルバラさんご家族のインタビュー。「汚染状況を改善するために、あらゆる努力を尽くしたポリスケ市。しかし事故から3年経っても汚染レベルは下がらず、1990年、町全体の移住が決定した。」
米空母レーガンに搭乗してトモダチ作戦に参加した、水兵らの健康状態に関する報告書。米議会からの要請に基づき、米国防総省 (DoD) が作成したもの。トモダチ作戦に参加した米空母レーガンの水兵らは、比較対照群と比べて、次の項目の発症率が高い: 呼吸器系の病、消化器系の病、泌尿生殖器系の病、男性不妊、妊娠・出産・産褥期の問題
長瀧重信座長は、(中略) 『この会議でがんが増えているということが結論になると大変』 など、科学的根拠のない一方的な見方を示した上で、『誰が被ばくしているのか』 などと、原発事故によって今なお被曝を強いられている被災者の心情を踏みにじる言葉を口にしました。
「トモダチ作戦」に参加した米海軍の水兵らが、米国で東電を訴えている裁判の続報です。原告弁護団がこのほど公表した情報によれば、「トモダチ作戦」参加中に放射線被曝した水兵に初の死者が出た。その水兵は、この裁判の原告の一人であり、名は Theodore A. Holcomb。滑膜肉腫 (synovial sarcoma) により、今年4月下旬に亡くなった。享年38歳。