【フクシマ・タイムズ】 2015年3月11日 TBS報道特集「震災4年」
「トモダチ作戦」に参加した米海軍の水兵らが、放射能による健康被害を受けたとして、米国で東電を訴えている裁判につき、ついに日本の主要メディアが取り上げました。
「自分は被曝していないという項目に最初から丸がついた書類を渡され、『ほとんど艦内に居たから被曝してないよね、署名して』と言われました。」
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「トモダチ作戦」に参加した米海軍の水兵らが、放射能による健康被害を受けたとして、米国で東電を訴えている裁判につき、ついに日本の主要メディアが取り上げました。
「自分は被曝していないという項目に最初から丸がついた書類を渡され、『ほとんど艦内に居たから被曝してないよね、署名して』と言われました。」
トモダチ作戦に参加した米海軍の水兵に、2人目の死者が出た模様です。
死亡したのは、米揚陸艦エセックス (Essex) に搭乗してトモダチ作戦に参加した男性水兵 CHARLIEMAGNE T. A 氏。放射能に汚染されたヘリコプターの近くで任務に当たっていた。白血病のため死亡。享年26歳。命日は2014年9月16日。トモダチ作戦中は、ヨウ素剤を与えられ服用していた。
「トモダチ作戦」に参加した米海軍の水兵らが、放射能による健康被害を受けたとして、米国で東電を訴えている裁判の続報です。このほどサンディエゴの連邦地方裁判所は、米国でこの裁判を続行することを認める、重要な決定をくだした。被告の東電は、裁判を日本で行うことを求めていた。また同裁判所は、福島第一原発の原子炉を製造したメーカー (GE、EBASCO、東芝、日立) を、被告に加えることを認めた。
米空母レーガンに搭乗してトモダチ作戦に参加した、水兵らの健康状態に関する報告書。米議会からの要請に基づき、米国防総省 (DoD) が作成したもの。トモダチ作戦に参加した米空母レーガンの水兵らは、比較対照群と比べて、次の項目の発症率が高い: 呼吸器系の病、消化器系の病、泌尿生殖器系の病、男性不妊、妊娠・出産・産褥期の問題
「トモダチ作戦」に参加した米海軍の水兵らが、米国で東電を訴えている裁判の続報です。原告弁護団がこのほど公表した情報によれば、「トモダチ作戦」参加中に放射線被曝した水兵に初の死者が出た。その水兵は、この裁判の原告の一人であり、名は Theodore A. Holcomb。滑膜肉腫 (synovial sarcoma) により、今年4月下旬に亡くなった。享年38歳。
ある水兵は、船の檣楼(しょうろう)まで登って星条旗を降ろすよう命じられた。彼は星条旗を降ろし、慣例どおり旗を三角形に折り畳んだ。彼は旗をしまうために、それを小脇にはさんで船底まで下りて行った。船底に着いてみると、旗が当たっていた身体の左側部全体が炎症を起こしていた。彼は、直ちに衣服をはがされ、水とセッケンで身体を洗浄された。極めて緊急性が高かったので、他の水兵らの前で裸にされた。
この提訴が非常に問題含みなのは、米連邦裁判所に対して、米軍の意思決定過程に首を突っ込むよう求めていることだ。米艦隊の中でも最新鋭の部類に入る空母レーガンが、大量の放射線を浴びていることを知らなかった、ということがあり得るだろうか?東電は告訴棄却の申し立ての中で、次のように述べた: 「何千人もの人員を預かり、世界最新鋭の機器を備えた米空母の司令官が、外国の一電力企業のプレスリリースに情報を依存していたとは、信じがたい。」
2011年3月下旬、米当局は事前策定済みの「緊急行動計画 (Emergency Action Plan)」に従って、在日米軍基地と米国大使館で機密文書を大量に廃棄。同計画は、拠点から退避する際に残置した文書からの機密漏洩を防ぐために発動される。これは当時、米政府が米軍・外交関係者をすぐにでも日本から退避させる検討をしていた証左。
原告団は、東京電力を過失・厳格責任・事実の隠蔽などの罪で訴え、医療費および損害賠償金として 10億ドル (約 1千億円) の支払いを求めている。「東電には、福島原発の近くにいた、または近くに向かいつつあった全ての人に、すでに発生・進行中だったメルトダウンによる放射能の危険について、知らせる義務があった。東電はこの義務を怠り、過失により原告らに傷害・損害を負わせた。」
1月14日付 米ミリタリー・タイムズ: 米上下両院の議員らが、国防総省に対して、トモダチ作戦に参加した米水兵らに生じた疾患のデータを議会に開示するよう求めている。また議員らは、水兵らの放射線被曝を防ぎ最小限に抑えるために、あるいは被曝した水兵らを治療するために、国防総省がどんな措置を講じたのかについても、詳細な説明を求めている。
1月11日付 OpEdNews.com: 「トモダチ作戦」に参加した米海軍の水兵が、東電を相手取って米国で起こしている裁判の続報です。米空母ロナルド・レーガンの水兵 Lindsay Cooper の証言によれば、飛行甲板上で暖気の突風が吹いたかと思うと、金属味のする雪が降り出した、という。
12月26日付 ヴォイス・オブ・ロシア: 米 NSA (国家安全保障局) は、福島メルトダウンの情報を知りながら、米海軍に隠していたのだろうか?米国の諜報機関である NSA が、展開しつつあった東電の大惨事を監視していなかったとは想像しにくい。NSA が、外国の脅威から米軍を守るという使命をちゃんと果たしていたのかどうか、重大な疑義が生じる。
12月10日付 Nuclear Hotseat: 「トモダチ作戦」に参加した米海軍の水兵が、東電を相手取って米国で起こしている裁判の、原告側弁護士のインタビューです。被曝した結果、船員らは精巣ガン・甲状腺ガン・白血病・婦人科的問題・直腸出血・発疹・記憶喪失などを患っている。東電は、懲罰的損害賠償金を支払うべきだ。