◆ 2014年2月21日付 日本外国特派員協会 会見映像 (環境保護団体グリーンピース主催)
福島被災者の声を外国特派員に紹介。一部抜粋して、文字起こししました。
このように日本国内で声を封じられた人々が、国外に向け声を発している現実があります。
(動画はこちらから)
https://www.youtube.com/watch?v=Me9YHYEvMtQ
(動画の 10:08-10:47)
ハセガワ・ケンイチさん (元 酪農農家):
線量の隠蔽とか健康に対する隠蔽とか、そういうものが日本の中ではどんどん行われています。そういうことを日本の国内で声をあげようとしても、なかなか届かないんですね。マスメディアも同じで、発表しない、ということになっています。だから、逆に海外から日本を攻め込むような、そういう手法を取っていただければ、という思いがします。
(動画の 06:15-08:10)
スガノ・ミナコさん (3児の母):
3年間子供たちを苦しめて来てるんだなという思いがあり、だから原発が憎くなったりする。こうして皆さんとお話する機会とか、私が話している時間とか、何で私ただのオバさんなのに、こういう時間を費やさなくちゃいけないんだろうって。本当だったら、子供のための時間をもっと作ってあげたい。でもこういう場できちんと自分の声を発していかなかったら、無かったことにされてしまう。それがもっともっと悔しいこと。
(動画の 08:10-10:08)
井戸川克隆 元双葉町長:
恐ろしいことに、[日本の原子力規制庁] には現場の経験をしている者がおりません。
(関連記事)
◇ 2014年2月22日付 ジャパン・タイムズ (共同通信記事)
- 海外の反原発活動家らが、上記会見の場で、日本に原発技術の輸出政策をやめるよう訴えた。
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また、タンクから高濃度汚染水100トンが漏洩した件について、世界各国で報じられています。例として取り上げた下記2本の記事のコメントを読むと、もはや現実がブラックジョークを超えた感があります。
◆ 2014月2月21日 ヴォイス・オブ・ロシア
ロシアの原子力専門家:
「汚染水を処理できない場合、流すしかない。東電は、事故による流出でした、と後で言うだけのことだ。」
◆ 2014月2月20日 米 FOX ニュース
- 東電発表: 漏れを食い止めるために作業者らがゴミ袋を取り付けた。作業者らがバルブを閉めると漏れは止まった。汚染水は太平洋には流れ込んでいない。
(塾長コメント: 粘着テープの次はゴミ袋か。)
http://www.foxnews.com/world/2014/02/20/new-radioactive-leak-reported-at-japan-fukushima-plant/