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【フクシマ・タイムズ】 2014年2月18日 市民による放射能測定


政府をあてにせず、市民が自主的に放射能を測定する取り組みが広がっています。政府発表は信用できないという方は、補完的情報としてご参考ください。

◆ 2014年2月17日付 fukuleaks.org

http://www.fukuleaks.org/web/?p=12351

  • 市民が自ら食品を検査する機関が設立されている。チェルノブイリ事故後に欧州で設置された研究所をモデルにしている。
  • 政府は汚染度が法定基準値未満の食品を「安全」としているが、国民や多くの NGO はこれに異議を唱えている。政府の「問題ない」という説明とは裏腹に、子供の尿からはセシウムが検出されている。
  • 過去数ヶ月、政府は汚染度の低いことがすでに判明している食品の検査に注力している。だから食品汚染度の理解には、まだ大きな穴が開いたままだ。

<市民放射能測定所による検査結果>

セシウム汚染が観られるもの (抜粋)

  • 福島産のかんきつ類、柿、キウイなど。
  • 宮城産や岐阜産の木材ペレット (燃やしたストーブの灰を検査)。購入先は東京となっており、汚染商品が流通によって拡散している様子が窺 (うかが) える。
  • 参考として、東京世田谷区の土壌やコケも汚染。

詳細データ(産地別・年月別) は、こちらから閲覧できます。

http://www.crms-jpn.org/mrdatafoodymd/ymd_2014-01.html

(関連情報)

◇ 市民放射能測定所(略称:CRMS)

  • 2011年に日本で設立された独立団体。市民の電離放射線からの防護向上を目的としている。市民の要請に応えて放射能測定を行い、ウェブサイトなどでデータを公表して市民と情報を共有している。
  • 【子どもたちを放射能から守る全国小児科医ネットワーク】の小児科医らとともに、2011年6月から福島県をはじめ国内各地域にて、健康相談会を開催している。

http://www.crms-jpn.org/cat/org.html

◆ 2014年1月7日付 「とある原発の溶融貫通 (メルトスルー)」さんブログ

関西まで汚染した福島原発事故の放射能

  • 「確認されたセシウムの汚染は6.9ベクレルだから酷い汚染というわけではないのだが、近畿地方もまだらに薄く汚染されたことは間違いないだろう。
  • 「北九州市のセシウム汚染は放射能がれき由来だ!」

http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7490264.html

(関連情報)

◇ 2013年12月24日付 「碧い蜻蛉」さん

関西・土壌の放射性セシウム汚染

http://aoitombo.s100.xrea.com/kansaisoil.html

◆ SAFECAST (セーフキャスト)

ボランティアが測定した各地の放射線レベルを、地図にまとめて公表しているサイト。
(クラウド・ソースによる放射線測定マップ)

http://blog.safecast.org/ja/maps/