◆ 2013年12月9日付 アジア・パシフィック・ジャーナル
飯舘村長泥 (ながどろ) の被災者の声。英訳されて世界に発信されています。(下記URLにて、英訳に続き、ページ下部に日本語原文が掲載されています。)
「亡命の憤り 原発事故で故郷が奪われた福島の被災者の証言」
- 『特に放射線量が高い区域で帰還、帰村して (中略) 原発事故以前のように復活しました。』 ということを世界にアピールするための実証試験にしか思われなく、世界初の人間モルモット的な存在にされているのではないかと、現実的に思い始めています。
- 放射線量が世界基準値以下、そして安心安全で生活でき、自給自足できる生活が成り立つまでは村から退避するのが当然であると思うし、それは子の親としても最大限望むことである。子孫を閉ざさないためにも。そんなことは、被災者ではない都会にいる国の役人、閣僚、官僚の人間には察知できないのではないのかと思う。
◆ 2013年12月5日付 RFI (Radio France Internationale) 英語版サイト
原子力政策専門家の Mycle Schneider 氏のインタビュー (音声)
- 災害発生から2年9ヶ月になるが、現場の状況は実はますます悪化している。重要な問題は、建屋・タンク群・プールなど現場のインフラが劣化していくことだ。海水雰囲気下にあり、塩分に曝 (さら) されているため、腐食の進行が速い。コンクリートの劣化の問題などにつながっている。
- IAEA は原子力の推進を委任された機関であり、信用できない。
http://www.english.rfi.fr/asia-pacific/20131205-situation-remains-complex-fukushima-plant
◆ 2013年12月9日付 ヴォイス・オブ・ロシア
12月6日に、福島第一の配管にて屋外最高の25シーベルトの放射線が検出されたことを報じ、仮に人が被曝すれば20分で死に至る、という日本のメディアのコメントを紹介しています。
http://voiceofrussia.com/news/2013_12_09/Fukushima-plant-sees-record-outdoor-radiation-level-1471/