投稿記事

【フクシマ・タイムズ】 2013年12月2日 IAEAの本性


◆ 2013年12月1日付 ザ・リアル・ニューズ

http://therealnews.com/t2/index.php?option=com_content&task=view&id=31&Itemid=74&jumival=11085

Arnie Gundersen 氏 (訳注1) の出演動画。英文の音声書き起こしあり。

(動画の3:30過ぎ)

現在来日中のIAEA (国際原子力機関) の調査団に関連して:

  • IAEA憲章の第2条を見てもらうと分かるが、IAEA は原子力を推進する機関だ。人々は彼らを番犬だと思っているが、実際には [原子力産業の言いなりになる] 愛玩用の子犬だ。東電は、[福島第一原発を] 40年間不適切に管理してきたが、IAEA は一度として東電を叱責・処罰してこなかった。

(動画の4:10過ぎ)

原子力改革監視委員会のデール・クライン委員長 (元 米国原子力規制委員会 (NRC)) について:

  • クライン氏には長きにわたって原子力を推進してきた経歴がある。
  • 彼は、汚染水貯蔵タンクの水を [未処理のまま] 直接太平洋に放出することを示唆している。それは安上がりで手っ取り早い方法かもしれないが、1972年のロンドン条約 (訳注2) に違反すると思う。

(訳注1) Arnie Gundersen氏は、原子力工学分野で40年以上の経験を持ち、原子力関連企業の役員も務めたことがある。 現在はコンサルティング企業フェアウィンズ・アソシエーツのチーフ・エンジニア。 この【フクシマ・タイムズ】でも、氏の発言を何度かご紹介しています。

(訳注2) London Convention on the Prevention of Marine Pollution by Dumping of Wastes and Other Matter, 「1972年の廃棄物その他の物の投棄による海洋汚染の防止に関する条約」