2013年11月7日、原発事故後初めて、少数のジャーナリストが4号機建屋内への立ち入りを許されました。 以下、4号機内部の取材レポートです。
◆ 2013年11月8日付 米CNN
http://edition.cnn.com/2013/11/07/world/asia/japan-fukushima-visit-hancocks/
(動画の 0分34秒過ぎ)
Paula Hancock 記者:
- 我々が撮影してよいものといけないものについては、厳格な規定がある。 原発の中で、東電が我々に放映して欲しいと思っている箇所が、ここ 4号機だ。
◆ 2013年11月8日付 英BBC
Rupert Wingfield-Hayes 記者:
- 我々は、4号機に執着している間に、フクシマの本当に大事な話を見落としているのかもしれない。
- 持参した新型の放射線モニターは、4号機内部では低い値を示していた。 だが、バスが4号機を離れて臨海地沿いに走っていた時、放射線モニターを窓の外、 3号機の方に向けて差し出すと、針が振り切れた。
- バスの外、数十メートル先が真の「死界」である。 そこは、まだ危なすぎて誰も近寄れない場所だ。事故後、3号機内に入った人間は誰もいない。 その行為は自殺を意味するからだ。いつになったら立ち入ることができるのか、誰にも分からない。
- 1~3号機を廃炉できるようになるまでに、どれ位の期間がかかるのか、専門家らに尋ねたところ、彼らは首をかしげた。 溶融した炉心がどこにあると思うか尋ねたところ、彼らはやはり首をかしげた。
- 東電は、喜んで我々に4号機を見せてくれたが、彼らが1~3号機をどうするつもりなのかは、聞かないで欲しい。