ノースカロライナ州アシュビルに「ビルトモア・エステート」という大邸宅がある。1889年から1895年にかけて、ジョージ・ワシントン・ヴァンダービルト2世(1862年 – 1914年)によって建てられたものだ。
ウィキペディア日本語版「ビルトモア・エステート」の項の記述によれば、この邸宅は、米国で最も大きな個人邸宅であり、今もなおヴァンダービルト家の子孫のうちの1人によって所有されているという。観光名所として一般にも公開されている。
(参考)
Biltmore House
https://www.biltmore.com/visit/biltmore-estate/biltmore-house/
この「ビルトモア・エステート」の地下に、70,000ガロン(265立方メートル)の屋内プールが存在する。

観光名所
「ビルトモア・エステート」のホームページ上で公開されているバーチャル・ツアーの動画にて、この屋内プールの映像が確認できるので、実在する施設なのは間違いないだろう。
「ビルトモア・エステート」の屋内プール
(出典)Virtual Tour: Biltmore House—America’s Largest Home
プールの映像は、動画の1:11の辺りで登場
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このヴァンダービルト家の「ビルトモア・エステート」の屋内プールが、「Q」の投稿によって一躍脚光を浴びることになった。
「Q」2018年8月15日付 投稿第1898番
Compare pool of V w/ painting of kids in pool (red shoes).
このVを「Vanderbilt」の略だと解釈すれば、「ヴァンダービルト家のプールと、プール内の子供達の絵(赤い靴)を比較せよ」という意味になる。
これを受け、続く「Q」2018年8月15日付 投稿第1901番の中で、ヴァンダービルト家の「ビルトモア・エステート」のプールと、トニー・ポデスタのお気に入りのセルビア人画家 Biljana Djurdjevic (注)の下着姿の少女達の絵画を、アノン(不特定多数のQフォロワー)の一人が比較した。それによって、タイルといい、壁から垂れ下がるロープといい、両者の雰囲気が酷似していることが判明する。

(注)トニー・ポデスタと画家 Biljana Djurdjevic については、前稿(【あまのじゅく メモ No.5】ポデスタ兄弟とペドフィリア)を併せてご参照ください。
https://amanojuku.com/?p=8495
さらに、続く「Q」2018年8月15日付 投稿第1903番に掲載された、Biljana Djurdjevic 作の絵画。下着姿の子供達が木のベンチに腰掛けているのだが、ビルトモア・エステートのプールにも木のベンチらしきものがある。この絵の中の子供達は、ペドフィリアとの関連が示唆される「赤い靴」を履いている。
この一連の投稿で「Q」は、Biljana Djurdjevic の絵画で描かれている場面の現場が、ヴァンダービルト家のビルトモア・エステートのプールだと言っているのだ。このため、「Q」フォロワーの間では、このプールでペドファイル(小児性愛者)達が子供達を相手に拷問・生贄の儀式を行っているのだと、まことしやかに囁かれている。タイル張りのプールは、拷問で出る大量の血を洗い流すのに都合がいいのだ、と。
プールの壁のロープは、この絵のように使用されるのだろうか?
Biljana Djurdjevic作「Paradise Lost」
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