◆ 2014年1月1日および9日付 infowars.com
- 米国保健福祉省 (HHS) は、ヨウ化カリウム 1,400万錠を発注していた。納期は 2月1日。ヨウ化カリウム剤は、放射性のヨウ素が甲状腺に吸収されるのを防ぐ働きがある。
(この入札の公告はこちら。) - 米国国防補給庁 (DLA) は、ヨウ化カリウム 75,000錠の納入を求める入札公告を2012年に掲示していた。同庁は公告の中で、「2011年3月の東日本大地震とその結果生じた原発危機によって、改めてヨウ化カリウム剤に関心を寄せている」と述べた。この公告によれば、「核降下物 (死の灰) が発生した場合に、重要な作戦部隊が確実に防護されるよう」 、米陸軍の医療資材調達に係る部門 (USAMMA) が、軍の標準手続きに従ってヨウ化カリウム剤の請求を行った。
(この入札の公告はこちら。)
(塾長コメント)
前者については、1月6日付【フクシマ・タイムズ】でご紹介しましたイラン報道機関の記事でも言及されていました。
http://www.infowars.com/us-government-orders-14-million-doses-of-potassium-iodide/
◆ 2014年1月6日~9日 アルジャジーラ・アメリカ (4夜連続で福島の現状を特集)
- 福島に留まるべきかどうかで夫婦間の意見が合わず、妻が子供を連れて福島を離れる「原発離婚」が、日常的に見られる。
- 「原発難民」と呼ばれる原発作業者たち。ある作業者は、日当を1万円支給するという政府の約束に対して、当初受け取ったのが 2千円だった。残りの8千円は、元請・下請業者によるピンハネだ。1,500億ドル (約15兆円) の除染費用に群がる下請業者たち。この構造にヤクザが深く関与。こうして国民の税金が抜き取られていく。
- 作業者には階層がある。ある作業者の証言によれば、「東電は神、元請業者は王、俺らは奴隷。」例えば、東電職員には活性炭フィルタが支給されたが、下請企業の作業者にはコンビニで買えるようなダストフィルタが支給された。
- 放射線の年間被曝限度に達した作業者の契約は、更新されない。こうして作業者が使い捨てされていく。