◆ 2013年10月11日付 Simplyinfo
http://www.fukuleaks.org/web/?p=11586
- 福島第一原発の作業者らが、現場の実情について、フランスのル・モンド紙に語ったところによれば、多くの作業者は訓練を全く受けておらず、使用する道具についてよく知らないことすらあるという。作業者らに与えられる装備は古い場合が多い。というのも、[放射線] 汚染のために廃棄することになる装備に、請負業者はお金をかけたがらないからだ。
- 今週、東電の社長は、作業者らが長時間勤務のため過労であり、現場が人手不足であることを認めた。
- 作業者の多くは、福島 [原発] では働きたくない、という。低賃金と、いま原子力産業のために働いているという不名誉が、作業者数の減少に追い打ちをかけている。また作業者らは、東京五輪に向けた準備に、潜在的な原発作業者が取られている可能性に言及した。
- 東京の市民が、多くの五輪会場予定地で高水準の放射線を検出した。政府は、まるで汚染が存在しないかの如く、即座にこれをはねつけた。これが、五輪訪問客の安全に対する懸念についての、政府の公式な方針のようだ。
(参考: ル・モンド紙の記事)
◆ 2013年10月11日付 ヴォイス・オブ・アメリカ (VOA)
9日に、汚染水漏れで作業員6人が被ばくした事故に触れて:
- この事故は、一連の事故のうち最新のもの過ぎず、何十年も続くかもしれない清浄化作業を管理する能力が東電にあるのか、疑問を投げ掛けるものである。
http://www.voanews.com/content/fukushima-radiation-leaks-put-tepco-back-in-spotlight/1767703.html
◆ 2013年10月11日付 ロシア・トゥデイ
- 茨城県沖で発生したマグニチュード5の地震について報道。
- 日本は、今年の7月にようやく汚染水漏れを認めた。それまでは、[福島第一] 原発の実情を、国際社会に隠していた。