カテゴリー別アーカイブ: 放射能/汚染水

【フクシマ・タイムズ】 2013年12月11日 Caldicott 女史投書

fukushima dai-ichi nuclear power plant

10月30日付 ニューヨーク・タイムズ紙への投書 (小児科医・作家であり、反原発を唱える Helen Caldicott 女史): ニューヨーク科学アカデミーが 2009年に発表した「チェルノブイリ」という題名の報告は、この大惨事が原因で既に百万人近くが亡くなったと推計している。日本では、汚染度の高い場所に 1千万人が居住している。


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【フクシマ・タイムズ】 2013年12月10日 インフラの劣化

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12月5日付 RFI (Radio France Internationale): 原子力政策専門家の Mycle Schneider 氏のインタビュー (音声)。災害発生から2年9ヶ月になるが、現場の状況は実はますます悪化している。重要な問題は、建屋・タンク群・プールなど現場のインフラが劣化していくことだ。海水雰囲気下にあり、塩分に曝 (さら) されているため、腐食の進行が速い。


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【フクシマ・タイムズ】 2013年12月4日 凍土遮水壁の問題点

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12月3日付 ジャパン・タイムズ: (福島県の首長選挙で、現職が次々に落選していることを取り上げて) 安倍政権は、これらの市長選挙で有権者が発したメッセージに耳を傾けるべきである。地元住民は、災害からの再建が遅々として進んでいないことを不満に思っており、 政府にもっと努力することを求めている。安倍政権は、福島の有権者の不満を真摯に受け止め、空約束ばかりせずに、行動を起こさねばならない。


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【フクシマ・タイムズ】 2013年12月3日 「フクシマと海」

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11月24日付 CAPE COD TIMES: ウッズホール海洋学研究所が出版している Oceanus誌の2013年春号 (「フクシマと海」) によれば、福島沖の海洋表層水中 [で観測された] セシウム137の量は、チェルノブイリ原発事故あるいは1960年代の大気中の核兵器実験によって海に入った量の1万倍から10万倍にのぼる。


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【フクシマ・タイムズ】 2013年12月2日 IAEAの本性

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12月1日付 ザ・リアル・ニューズ: IAEA憲章の第2条を見てもらうと分かるが、IAEA は原子力を推進する機関だ。人々は彼らを番犬だと思っているが、実際には [原子力産業の言いなりになる] 愛玩用の子犬だ。東電は、[福島第一原発を] 40年間不適切に管理してきたが、IAEA は一度として東電を叱責・処罰してこなかった。


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