3.11から3年を迎える被災地の様子を、世界各国のメディアが報じています。多くの報道の中から、いくつかピックアップしてご紹介します。
3重災害で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、被災者の皆さまに心よりお見舞い申し上げます。
◆ 2014年3月11日付 国境なき記者団 (Reporters without Borders)
- 政府や原子力ムラに対して批判的な独立系ジャーナリストやブロガーは、検閲や嫌がらせを受けている。例: フリーランスジャーナリストの竹野内真理氏、田中稔氏)
- 国内外の記者達が、反原発デモの取材を妨げられたり、原発周囲の「危険区域」立ち入りに対して刑事告訴の脅しを受けたりしている。また、公安当局から尋問・脅迫を受けている。
- 動画『Fukushima Censored(検閲された福島)』の予告編を閲覧できます。
http://en.rsf.org/japan-nuclear-lobby-still-gagging-11-03-2014,45980.html
◆ 2014年3月9日付 英紙ガーディアン
- 地域の医療当局に対する不信の広がりが、福島の親御さん達の不安を引き起こしている。地域の医療当局は、住民に警戒心を起こさせるな、と政府から圧力を受けているからだ。
- 親御さん達は、国内の被災地域以外の子供達にも対照検査を行うよう求めているが、日本政府はそれを拒んでいる。放射線の専門家らは、対照検査の実施によって、少なくとも福島での甲状腺ガンの急増が異常な水準かどうかがはっきりするという。
◆ 2014年3月10日付 ロイターUSA
- 屋内で遊ぶことを強いられる福島の子供達。3歳児でも「放射能」という単語を知っている。
http://www.reuters.com/article/2014/03/10/us-japan-fukushima-children-idUSBREA280RJ20140310
◆ 2014年3月11日付 ロイターUK
「3重災害から3年 日本の反原発感情は強い」
- 動画 福島の反原発行進
◆ 2014年3月11日付 グリーンピース・インターナショナル
動画 『福島2014 忘れてはならない』