【フクシマ・タイムズ】 2015年3月11日 TBS報道特集「震災4年」
「トモダチ作戦」に参加した米海軍の水兵らが、放射能による健康被害を受けたとして、米国で東電を訴えている裁判につき、ついに日本の主要メディアが取り上げました。
「自分は被曝していないという項目に最初から丸がついた書類を渡され、『ほとんど艦内に居たから被曝してないよね、署名して』と言われました。」
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「トモダチ作戦」に参加した米海軍の水兵らが、放射能による健康被害を受けたとして、米国で東電を訴えている裁判につき、ついに日本の主要メディアが取り上げました。
「自分は被曝していないという項目に最初から丸がついた書類を渡され、『ほとんど艦内に居たから被曝してないよね、署名して』と言われました。」
ドイツのシュピーゲル誌 (オンライン英語版) が、空母レーガンに搭乗してトモダチ作戦に参加した米水兵らの体験や健康被害について、詳細に報じています。
米空母レーガンに搭乗してトモダチ作戦に参加した、水兵らの健康状態に関する報告書。米議会からの要請に基づき、米国防総省 (DoD) が作成したもの。トモダチ作戦に参加した米空母レーガンの水兵らは、比較対照群と比べて、次の項目の発症率が高い: 呼吸器系の病、消化器系の病、泌尿生殖器系の病、男性不妊、妊娠・出産・産褥期の問題
ある水兵は、船の檣楼(しょうろう)まで登って星条旗を降ろすよう命じられた。彼は星条旗を降ろし、慣例どおり旗を三角形に折り畳んだ。彼は旗をしまうために、それを小脇にはさんで船底まで下りて行った。船底に着いてみると、旗が当たっていた身体の左側部全体が炎症を起こしていた。彼は、直ちに衣服をはがされ、水とセッケンで身体を洗浄された。極めて緊急性が高かったので、他の水兵らの前で裸にされた。
この提訴が非常に問題含みなのは、米連邦裁判所に対して、米軍の意思決定過程に首を突っ込むよう求めていることだ。米艦隊の中でも最新鋭の部類に入る空母レーガンが、大量の放射線を浴びていることを知らなかった、ということがあり得るだろうか?東電は告訴棄却の申し立ての中で、次のように述べた: 「何千人もの人員を預かり、世界最新鋭の機器を備えた米空母の司令官が、外国の一電力企業のプレスリリースに情報を依存していたとは、信じがたい。」