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【フクシマ・タイムズ】 2014月1月27日 シマツ・ヨウイチ仮説抄訳


 

イスラエルの裏切り

日本への核の輸送は、[いざという時に] ホワイトハウスが関与を否認できるよう、第三国を間に入れる必要があった。[その役目を担った] イスラエルは、情報筋によれば、代理人というよりはブローカーのように振る舞い、日本政府に追加の支払いを求めた。さらに追い打ちをかけるように、イスラエルは新しい核弾頭コアを掠 (かす) め取って自国の兵器庫に加え、古い核弾頭コアを日本に引き渡した。劣化したコアは濃縮する必要があるため、日本は怒って返金を求めたが、イスラエルはこれを拒否した。日本には訴える手段がなかった。というのも、主体である安倍は2007年秋に [首相を] 辞任し、[もう一方の主体である] ブッシュは2008年後半にはレームダック (死に体) となっていたからだ。

経済産業省傘下の日本の核開発者らは、福島第一原発でウラン製コアを濃縮するしか選択肢がなかった。日立とGEは、プルトニウムのレーザ抽出法 (訳注6) を開発したが、このプロセスは大量の電力を必要とするこのため、原発 1基を計画外運転する必要があった。3.11の地震が襲ったのは、正にそのような計画外運転を [福島第一原発で] 行っている時だったのだ。

日本政府は、テルアヴィヴ [イスラエル] への軽い警告として、国連においてパレスチナの権利を擁護した。この脅しに屈せず、イスラエル諜報機関は日本の核関連施設に対してスタックスネット (Stuxnet) ・ウィルス攻撃を仕掛けた。

東北大地震が起きるまでは、ファイアウォールがスタックスネットを食い止めていた。地震によって、6号機に通じる送電線鉄塔が倒壊した。停電によって制御系が寸断され、ファイアウォールの働きが一時的に停止した。コンピュータの接続が回復した時に、スタックスネットが侵入して補助発電機を停止させた。地震から津波までの20分間に、福島第一原発のポンプとバルブは機能を停止させられ、タービン室が洪水の被害にさらされた。

貯蔵プールへの冷却水の流入が途絶え、水の蒸発が速まった。過熱した炉心 (コア) の核分裂によって、爆発が起こりキノコ雲が発生した。原発を見渡せる高原にある飯舘村の住民は、立ち昇る煙を目撃し、のどに「金属味」を感じるほどだった。

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(訳注6) 参考記事: GE-日立が開発したレーザによるウラン濃縮法

http://www.hitachi-hgne.co.jp/en/news/2012/20121012.html

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