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【フクシマ・タイムズ】 2013年10月14日 飯舘村長、データ隠蔽を依頼


◆ 2013年3月13日 キャンベラ・フォーラム   福島県飯舘村の農家:

http://www.ustream.tv/recorded/29942449

(動画の40分~)

  • 原発事故の後、飯舘村の全域においてプルトニウムとストロンチウムが検出された。
  • 国・県・村の上層部の要請により、飯舘村に沢山の科学者達、研究者、大学の教授達が入って来た。そして我々は体育館や集会所などに集められて、「安全説法」をされた。「飯舘村の皆さん、大丈夫ですよ。安心ですよ。何の心配も要りません。」 しかし、国の要請により、今度は原発事故の1ヶ月後に、飯舘村は危ない[ので]、計画的に避難するよう言われた。
  • しかし、その前に京都大学の今中先生が村にやって来て、村の線量をつぶさに調べた。今中先生は取ったデータを観てびっくりした。「こんな線量の高い所に人が住んでいるなんて信じられない。」 そしてそのデータを村長のもとに持って行って、進言した。「村長さん、危ないよ飯舘村。すぐに避難した方がいい。」 ところが、それに対して村長は、「このデータを絶対公表しないで下さい。この線量を浴びながら生活することはできませんか?」と言った。行政・村は、避難をしたくなかった。[村民ではなく] 村を守りたかった。
  • 計画的避難が発表される1日前、近畿大学のある先生が飯舘村にやって来て、子供達の親を集めた。「子供達を外で遊ばせても大丈夫ですよ。マスクなんて要らないよ。」  しかし、その次の日に、危ないから避難するよう言われた。