タグ別アーカイブ: 特定機密保護法案

【フクシマ・タイムズ】 2013年12月5日 低レベル放射線被曝の危険性

fukushima dai-ichi nuclear power plant

2012年11月13日付 サイエンス・デイリー: ケンブリッジ哲学会 (Cambridge Philosophical Society) の Biological Reviews 誌の中で、 科学者らは、最も低レベルの放射線でさえ生命にとっては有害である、と結論づけた。過去数十年間 議論されてきた考えは、この値未満であれば放射線の影響はないという閾値 (いきち) が存在する、というものだった。 だが、この研究結果は、そのような閾値は存在しない、というかなり有力な証拠となる。


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【フクシマ・タイムズ】 2013年12月1日 特定機密保護法案

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11月29日付 ザ・デイリー・ビースト: 26日に衆議院を通過した、秘密保護法案について報道。原子力関連の情報は機密に指定される可能性が高い、と森雅子大臣が宣言したことは、多くを物語っている。それが実現すれば、安倍政権にとって、福島第一原発からの放射能汚染水漏れ問題に対処する素晴らしい方法となるだろう。汚染水漏れの阻止には終わりが見えないが、この新法があれば、政権は情報の漏洩を恒久的に止めることが可能になる。


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【フクシマ・タイムズ】 2013年11月29日 台風による汚染拡大

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11月29日付 オーストラリア・ネットワーク・ニューズ: フランスの気候環境科学研究所 (LSCE) と日本の筑波大学の共同研究によれば、放射能汚染された土壌が台風による風雨で洗い流され、河川に堆積しているという。2013年は猛烈な台風が頻繁に襲ったため、新たに大量のセシウム粒子が河川に流れ込んだ。


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【フクシマ・タイムズ】 2013年11月28日 Jビレッジ再開計画、他

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11月27日付 英インデペンデント紙: 日本の国会は国家機密法案を通そうとしている。福島の危機は、官僚と原子力産業との間のひどい癒着を明るみに出した。そのような癒着を暴露せんとするジャーナリストは、この新法に抵触する可能性がある。[だから] この新法案に関する議論が、福島の危機というプリズムを通して見られていることは、不可避なことかもしれない。


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