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【フクシマ・タイムズ】 2015年3月11日 TBS報道特集「震災4年」 


東日本大震災および福島第一原発事故から4年。
震災・津波および原発事故で亡くなられたすべての方々のご冥福をお祈りしますとともに、被災され今なお苦しんでおられる皆様に心からのお見舞いを申し上げます。

 

「トモダチ作戦」に参加した米海軍の水兵らが、放射能による健康被害を受けたとして、米国で東電を訴えている裁判につき、ついに日本の主要メディアが取り上げました。

◆ 2015年3月7日付 TBS報道特集

報道特集:「トモダチ作戦」の米兵ら 東京電力などを提訴

(7:50-)
米国防総省は報告書 (2014年4月) の中で、空母レーガンが福島沖にいた時の放射線量について、概ね1時間毎の測定結果を公表している。だが、福島第一原発3号機のベントがあった2011年3月13日については、風向きと同空母の正確な位置 (緯度・経度) のデータを公表していない。米海軍広報は取材に対して、同空母が福島第一原発から100カイリ (約185km) 以上の距離を保っていたと回答。

(8:50-)
トモダチ作戦が終わるころ、
「自分は被曝していないという項目に最初から丸がついた書類を渡され、
『ほとんど艦内に居たから被曝してないよね、署名して』と言われました。」

(スパーリング二等兵曹)

(9:13-)
米国防総省が、昨年議会に提出した報告書 (2014年6月)

空母レーガンの乗組員  4,843 人中、
悪性新生物 (がん): 46 人
甲状腺の疾患: 35 人
呼吸器系の疾患: 931 人
消化器系の疾患: 722 人

この報告書については、以前に【フクシマ・タイムズ】でも取り上げました。