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【フクシマ・タイムズ】 2014年9月4日 原発周辺で小児白血病増加

◆ 2014年7月25日付 Ian Fairlie.org

2014年3月に環境放射能の学会誌に掲載された論文によれば、原発周辺で小児白血病が増加する。

http://www.ianfairlie.org/news/childhood-leukemias-near-nuclear-power-stations-new-article/

  • この論文の著者らは、英・独・仏・スイスが別々に実施した研究のデータを統合した結果、これら4ヶ国の原発5キロ圏内で、小児白血病の発生率が37%高いことを明らかにした。これは統計的に有意な差である。
  • 原発周辺の子供のガン発生率を調べた疫学研究が全世界で60以上あり、その大半 (70%超) は白血病が増加することを示している。
  • 原発周辺で小児白血病が増加する、という議論自体は数十年前から存在する。英国では1980年代から1990年代前半にかけて大問題となった。1990年に公表された有名なガードナー報告によれば、英セラフィールド核施設の周辺で小児白血病の発生率が7倍も高いことが判明。
  • ドイツ政府が委託した有名なKiKK研究(*) (2008年) によれば、ドイツ国内の原発の5キロ圏内では、5歳未満の子供の白血病の発生率が (他の地域に比べ) 2.2倍高いことが判明。

(*) KiKK = Kinderkrebs in der Umgebung von Kernkraftwerken

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◇ 2014年8月19日付 Nuclear Hotseat #165

論文の著者 Ian Fairlie 氏のインタビュー音声

http://www.nuclearhotseat.com/2088/