◆ 2014年3月12日付 seattle pi、ヴァンクーバー・サン (カナダ)
- カナダ西海岸ブリティッシュ・コロンビア州のフレーザー川沿いにある、キルビー州立公園の土壌サンプルから微量のセシウム134 を検出。福島から来たと考えられるが、どうやってこれほど川をさかのぼった所まで来たのか、科学者らは当惑している。
- 半減期が2年のセシウム134 が検出されたことは、福島からの汚染が続いていることを示すものだ。
◆ 2014年3月28日付 Activist Post、同24日付 カナダ metro news
- カナダ西部アルバータ州の高校の科学実習で、地元の食料品店で購入した海産物からIAEA基準を超えるセシウム137を検出。特に中国産の海産物の計測値が高かったという。
- カナダ政府は、2012年から輸入海産物の放射能測定を中止している。
- 2012年にヴァンクーバー・サン紙が報じたところでは、日本がカナダに輸出している魚の大部分からセシウム137が検出されている: サバの73%、カレイの91%、イワシの92%、マグロとウナギの93%、タラとアンチョビの94%、コイ・海藻・フカ・アンコウの100%。
http://www.activistpost.com/2014/03/school-science-project-reveals-high.html
◆ 2014年3月27日付 ニュージーランド・ヘラルド、同28日付 豪インターナショナル・ビジネス・タイムズ
- 日本沖で越冬するニュージーランドのミズナギドリが、福島第一原発からの放射能に被曝していないかを調べる研究が実施される。放射性セシウムが、この鳥を通じてニュージーランドの生態系や食物連鎖に入り込んでいないか調査する。
http://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=11227608