投稿記事

【フクシマ・タイムズ】 2013年12月11日 Caldicott 女史投書

◆ 2013年12月10日付 共同通信

政府委員会が10日付でまとめた、汚染水処理の追加対策に関する報告書について報道。

  • 「だが、報告書に盛り込まれた対策を取っても、2020年度末までに東電は汚染水漏れのリスクに完全には対処できないだろう、と委員会は予測している。」

http://english.kyodonews.jp/news/2013/12/261063.html

ご参考) TBS の報道。上記とのニュアンスの違いにご注目ください。

  • 「報告書では、これらの対策を実行すれば、2020年度中にはトリチウム以外の問題はほぼ解決できるだろうとしています。」

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20131211-00000002-jnn-bus_all

→  トリチウムの問題をどう考えるかで、これだけ伝え方が変わる訳ですね。

◆ 2013年12月11日付 RT (ロシア・トゥデイ)

「30万人の福島避難民が、いまだに簡易宿泊所の『檻の中』で暮らしている」

(動画)

  • 中央政府から説明を受けていないのは、[住民だけでなく] 地元の役人も同じだ。
  • 原発周辺の地域が、人の居住に適した状態に戻ることはもうないかもしれない、 と政府が認めた今、これら避難民の人々の生活が平常に戻る可能性は低い。

http://rt.com/news/fukushima-refugee-makeshift-camps-032/

◆ 2013年10月30日付 ニューヨーク・タイムズ紙への投書

小児科医・作家であり、反原発を唱える Helen Caldicott 女史。David Ropeik 氏による10月22日付の論説「放射能への恐怖を手なずける (Taming Radiation Fears)」への反論。

「放射能の恐怖は本物だ (Radiation Fears Are Real)」

リスク認識とリスク伝達に関する専門家である David Ropeik 氏は、電離放射線には強力な発ガン性があり、ガンを誘発しないほど十分に低い放射線量というものは存在しないことを十分に示す、膨大な科学・医学文献を軽視して、大したことはないように見せかけている。

世界の広範な領域が、破局的なメルトダウンに伴って発生した長寿命の原子核に汚染されつつある。すなわち、チェルノブイリによって欧州の40%が、そして [福島によって] 日本の大部分が。

ニューヨーク科学アカデミーが 2009年に発表した「チェルノブイリ」という題名の報告は、この大惨事が原因で既に百万人近くが亡くなったと推計している。日本では、汚染度の高い場所に 1千万人が居住している。

子供は、大人に比べ放射線感受性が10~20倍高い。胎児の場合は、何千倍である。女性は男性よりも [放射線] 感受性が高い。

生殖器への放射線照射は、精子および卵子に遺伝子突然変異を誘発し、将来世代にわたって、糖尿病・嚢胞性線維症・血色素症など何千もの遺伝病の発生率を増加させる。劣性突然変異は、発現するまでに20世代かかることもある。

HELEN CALDICOTT 2013年10月23日 オーストラリアのバーマグイにて
(10月30日付にて訂正あり)

http://www.nytimes.com/2013/10/31/opinion/radiation-fears-are-real.html?_r=1&