【フクシマ・タイムズ】 2014年3月1日 米放射能漏れ事故詳報
米ニューメキシコ州カールスバッド郊外にある放射性廃棄物地層処分試験施設 (WIPP) で放射能が検知された問題について、事態が深刻なことが徐々に明らかになってきました。職員13人が、放射性アメリシウムを吸入。大きな塩の塊が天井から崩落して、廃棄物の入ったドラム缶を破裂させた可能性が高い。
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米ニューメキシコ州カールスバッド郊外にある放射性廃棄物地層処分試験施設 (WIPP) で放射能が検知された問題について、事態が深刻なことが徐々に明らかになってきました。職員13人が、放射性アメリシウムを吸入。大きな塩の塊が天井から崩落して、廃棄物の入ったドラム缶を破裂させた可能性が高い。
米国政府は、米国民に福島のことは何も心配いらないと説明しておきながら、内々には福島の放射能が、在東京の米国民だけでなく米西海岸の米国民に及ぼす影響を大変懸念していた。情報公開法 (FOIA) による公開文書で判明。どれほど酷いことになるのか、死に物狂いで計算を行っていた。だが、国民への説明では、それを微塵も感じさせなかった。
線量の隠蔽とか健康に対する隠蔽とか、そういうものが日本の中ではどんどん行われています。そういうことを日本の国内で声をあげようとしても、なかなか届かないんですね。マスメディアも同じで、発表しない、ということになっています。だから、逆に海外から日本を攻め込むような、そういう手法を取っていただければ、という思いがします。
政府をあてにせず、市民が自主的に放射能を測定する取り組みが広がっている。市民放射能測定所による検査結果によれば、福島産のかんきつ類、柿、キウイ、宮城産や岐阜産の木材ペレット、東京世田谷区の土壌やコケなどにセシウム汚染が観られる。
昨年 6-7月に、福島県楢葉町の井出川河口付近で見つかった高線量の物体4個について、このほど東電がその分析結果を公表した。高濃度の放射性プルトニウム、ストロンチウム、セシウムなどを検出。読売新聞記事は、原子炉建屋の爆発で飛び散った可能性も示唆している。